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　富山市は、旧八人町小学校跡地活用事業（複合施設ほか）に係る基本設計業務を、９月中にも指名競争入札する方針だ。
　同事業では地元からの要望を受け、旧耐震基準の校舎や体育館、ふれあい会館、公民館を解体し、社会教育や窓口機能を有し、多様な交流や健康増進、こどもの居場所、防災機能を兼ね備えた複合施設と広場を整備することにした。敷地面積は８９０５平方メートル。校舎（ＲＣ造３階建て延べ３０３５平方メートル）、体育館（ＲＣ造２階建て延べ９６９平方メートル）などの解体設計は鈴木一級建築士事務所が担当。
　市では２００４年から０８年にかけて総曲輪、八人町、安野屋、愛宕の４小学校を芝園小に、星井町、五番町、清水町の３小学校を中央小に統合。跡地は複合施設や高校、スーパーなどに活用されているが、旧八人町小（八人町地内）だけ活用されていなかった。