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　内灘町は３日までに、南部地区の警察官舎跡地（鶴ケ丘５丁目）の町有地で整備する復興公営住宅（災害公営住宅）の実施設計業務について、地域計画建築研究所（京都市、アルパック）に委託した。１億６８００万円で随意契約した。６０戸を収容し、延べ床面積は約４４００平方メートルを予定している。
　計画では、３階建ての集合住宅タイプ２棟を整備し、敷地面積は約６４００平方メートル。構造は今後決める。委託した業務には測量や地質調査、造成設計も含まれれる。履行期間は来年３月３１日まで。町は早期着工へ向け準備を進め、２０２７年度の入居開始を目指す。
　町は北部、南部両地区で計１４０戸の復興公営住宅の整備を計画。北部の宮坂、西荒屋、室では８０戸の戸建てタイプを予定しており、９月補正予算案に測量や地質調査、設計費として３億円を配分した。