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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/09/08

【埼玉】熊谷市、新熊谷衛生センター整備事業を正式発表

 熊谷市は、近隣3市町でつくる大里広域市町村圏組合の解散が決定したことを受けて、新熊谷衛生センター(仮称)の整備事業を正式に発表した。これまで同組合が共同で行っていたごみ処理事業を引き継ぐ、新たなごみ焼却施設となる。同市単独で建設、運営し、2032年4月の供用開始を目指す。
 現在、稼働している現熊谷衛生センター(同市西別府583−1)と江南清掃センター(同市千代9)を統合する形で建設する。同組合から事業継承される32年4月までに新施設を完成させ、既存の2センターは稼働を休止させる予定だ。
 現熊谷衛生センターの敷地(約2・4ha)と西側に隣接する別府農村広場(約1ha)を合わせた約3・4haが建設地となる。
 熊谷市環境推進課は「別府農村広場側にメインの処理施設を整備することになる」と説明する。
 この事業では、全体のコストを抑制するために、設計、建設や管理運営を一体的に民間事業者に委託するDBO方式を採用する方針だ。
 まずは、25年度下期から27年度までの3カ年をかけて、事業者をプロポーザル方式などで選定。27年度末に本契約を締結する。
 28年度から31年度にかけて、実施設計や建設工事を進めるスケジュールだ。
 回収地域の縮小や人口減少などが進むなか、懸案だった新施設の処理能力は、1日当たり198トンを計画する。市全域に限定してごみを回収し、全連続焼却式ストーカ炉2基を備える。
 現在の処理能力は、熊谷衛生センター(同320トン)と江南清掃センター(同100トン)を合わせて同420トン。
また、施設の老朽化などを踏まえて同組合内ですでに立案されてきた計画では、同255トンに設定していたことをみると、大幅に小規模化した格好だ。
 さらに、新たな施設では、エネルギー回収型の廃棄物処理施設として、発電設備も備えるほか、余熱供給を行う。
 同市では、26年2月ごろには、住民説明会なども開催していくことにしている。

提供:埼玉建設新聞