守山市は、水道事業における社会資本総合整備計画「守山市水道総合地震対策計画(重要施設配水管)(防災・安全)(重点計画)」を策定した。市の老朽化したダクタイル鋳鉄管について耐震化を行うもので、計画の期間は2025〜29年度(令和7〜11年度)の5年間。全体事業費は合計15億5200万円。
国土交通省の防災・安全交付金を活用して進める。計画の目標は、琵琶湖西岸地震等の地震災害に伴う被害リスクの増大に対し、水道管路の更新および耐震化を実施することにより、震災に強い都市を作るとともに、安心安全な市民生活基盤の確保を図る。
設定した計画の成果目標(定量的指標)によると、守山市管内における管路の耐震適合率(耐震化済の管路延長÷基幹管路全長)を、24年度(令和6年度)末の55・21%(当初現況値)から、27年度(令和9年度)末に61・74%(中間目標値)、29年度(令和11年度)末には67・51%(最終目標値)へと向上させる。
基幹事業の内容は次の通り(▽事業名=@事業内容A事業実施期間B全体事業費)。
▽守山市水道総合地震対策事業(南部地区)(重要施設配水管)(重点計画)=@水道管路更新L1083bA25〜29年度(令和7〜11年度)B6億0400万円
▽守山市水道総合地震対策事業(北部地区)(重要施設配水管)(重点計画)=@水道管路更新L2882bA25〜29年度(令和7〜11年度)B9億4800万円
提供:滋賀産業新聞