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　仙北市管財課は、田沢湖庁舎（田沢湖生保内字宮ノ後30）を改修して田沢湖第二庁舎、田沢湖総合開発センター、田沢湖保健センターの機能を集約するため、10月に内部改修と給排水衛生設備改修をそれぞれ公告する見通し。工期はいずれも６カ月を見込んでいる。機能集約後の３施設は解体する見込みで、８年度から順次、設計に着手する予定。

　市は、市民サービスの維持・向上、災害時・通常時の対応力強化のため、庁舎機能の移転・集約を進めている。田沢湖庁舎では内部改修を行ったうえで田沢湖第二庁舎（行政機能）、田沢湖総合開発センター（公民館機能）、田沢湖保健センター（市民センター機能）の機能を移転。市長室、副市長室、総務課、総合防災課、議会事務局などの既存機能はそのまま使用する。小畑設計事務所で改修設計を進めており、工事を10月に公告する予定。

　庁舎の移転・集約ではこのほか、旧角館総合病院の管理棟を改修し、角館上野庁舎として機能させる。田沢湖庁舎にある企画部や教育委員会、同庁舎と西木庁舎にある各行政委員会の機能を集約する予定で、瀧神・小松・寺沢特定建設工事ＪＶが８年１月末の工期で管理棟改修を推進。２月の開庁を予定している。

　機能移転に伴い、西木庁舎は市民センター業務のみを行う出張所となる。また、田沢湖庁舎に機能移転する３施設（田沢湖第２庁舎、田沢湖総合開発センター、田沢湖保健センター）は８年度から解体設計に着手するため、同年度の設計対象や解体の優先順などを検討している。

　なお、建設部、農林商工部、市民福祉部、観光スポーツ部などがある角館庁舎はそのまま使用する。

提供／秋田建設工業新聞