平田村は、移転再整備を計画している「道の駅ひらた」の基本構想を取りまとめた。2030年度のオープンに向け、建築物は27年度の実施設計、28年度末の着工を想定している。
移転する敷地は国道49号沿いの蓬田新田字新田前地内約3万uで、建屋は約2500u。周辺道路として、国道と接続する村道の拡幅や村道1路線の新設、国道の右・左折レーン整備への協議・要望を検討している。
26年度に基本設計を行い、実施設計(土木26年度末〜27年度、建築・道路等27年度)、工事(土木28年度、建築28年度末〜30年度、道路等28〜30年度)を進め、30年度中のオープンを目指す。現在、セントラルコンサルタントが年度末を納期に基本計画策定業務を進めている。大部分が民有地である用地の取得想定次期は27年度後半。
敷地約3万uのうち約5000uを国が所管するほか、新施設には国の道路情報提供施設(約300u)を整備する。発注区分などの整備手法は国など関係機関と調整を進める。また運営には民間活力の導入を想定している。
移転再整備に向け@豊かな里山ひらたA旬と瞬B心つながる喜びC安心・安全−を味わうことを基本方針に、整備コンセプトを「自然豊かな里山の魅力を味わう≠アとができる拠点づくり」と定めた。
(提供:福島建設工業新聞社)