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　南魚沼市は１８日、浦佐地内「南魚沼市立大和中学校改築事業実施設計業務委託」を制限付き一般競争で公告した。
　３社以内ＪＶが対象で、参加申請書は１０月１日まで受け付ける。主な資格は、代表者は県内に主たる営業所があり、木構造化施設かつ延べ１５００平方メートル以上の官公庁施設に係る新築・改築実施設計の元請け実績など。その他構成員は市内に主たる営業所があること。いずれも一級建築士事務所登録が必要となる。
　対象施設の規模は校舎棟がＷ造２階建て延べ５９２１・１８平方メートル、体育館棟はＲＣ造２階建て延べ３０６１・６０平方メートル。場所は同校グラウンド東側で、現在はテニスコートのほか旧Ｂ＆Ｇ海洋センター（解体工事は別途公告）が所在する。現保有敷地面積約４万７１９７平方メートルに対し、建て替え敷地面積は約３万５８６３平方メートルとなる。入・開札は７日に実施、履行期間は２０２６年３月３１日まで。
　老朽化が著しい校舎と体育館棟（１９６９年竣工）を敷地内で改築するもの。改築に当たっての「４つの思い」として▽早急に改築を進め、教育環境を改善すること▽改築によって生徒の教育活動が大幅に制限されないこと▽学校と地域との交流が生まれること▽大和中学校だけでなく、エリア一体の将来構想・ビジョンをもつこと−を掲げている。順調にいけば、２６−２７年度の２カ年で施工し、２８年度から供用を開始する予定だ。
　基本設計はタキザワ設計（新潟市中央区笹口３丁目）が担当した。