富山県土木部都市計画課は、「都市計画区域の整備、開発および保全の方針」の都市計画変更案13件を、26日から10月10日まで同課、市町村担当課で縦覧する。
対象は、富山南、福岡、魚津、氷見、滑川、黒部、砺波、小矢部、南砺、上市、立山舟橋、入善、朝日の計13件の都市計画区域マスタープラン。2023年度に見直し内容を整理したが、能登半島地震で顕在化した液状化対策や耐震化、事前防災・復旧などの課題を反映させるため再度見直しを進めていた。それぞれ第1章に県の都市計画の方針(広域的・共通的事項)を位置づけ、第2章に区域に関する事項を記載している。基本理念・将来像は41年を目標年次とし、都市施設の整備等は31年を目標とする。
6月にパブリックコメントを実施。今後は県都市計画審議会を経て、年内の都市計画決定を目指す。富山高岡広域都市計画区域については、関係機関と協議を行い、見直し作業を進めている。