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　五泉市は２４日、粟島地内「総合会館大ホール大規模改修工事設計委託」を通常型指名競争入札で開札実施した結果、４８８万円で鈴木設計企画に落札決定した。
　総合会館は１９８８年（昭和６３）に建設。老朽化が著しく、特に雨漏りが顕著な状況となっており、安全で安心して利用できるよう抜本的な改修工事を行うもの。大ホールはＲＣ造一部Ｓ造３階建て延べ９９０７・２８平方メートル。業務内容は建築（意匠、構造、改修）、電気設備（電灯、電話配線、防災、放送、テレビ視聴、避雷針配線）、機械設備（給排水、消火、ガス、換気、空気調和）の設計一式。履行期限は２０２６年３月２５日まで。
　これまでに通常型指名競争入札で開札し、落札者が契約を辞退したため取り止め。制限付一般競争入札に変更したものの、予定価格を超過し不落に終わっていた。
　工事は外部改修（建築）を２６年度から２７年度の２カ年継続とし、建築、電気および機械設備）は２８年度に行う。目標工事費は７億４０００万円（税込）。当初、市では中ホールの大規模改修工事（設計は石動建築設計事務所）を予定していたが、施設の位置付けや利用度などから大ホールを優先することになった。