さぬき市は、大川公民館を移転新築し、生涯学習や地域交流、社会福祉などの機能を備えた複合施設として建設する考えだ。市議会9月定例会での多田雄平議員(社民党)からの一般質問に市が答弁した。
多田議員は、老朽化している大川公民館について、「移転の計画があるが、現在の進捗状況はどうか」と質問。
市は、「建設地と規模の検討を進めている」との考えを示し、「避難所としての利用、利便性などを考慮し、最適な場所を探している。面積や室数などは、2024年に建設した志度公民館、長尾公民館の利用状況を参考にしながら、市民のニーズに応えたい」と答えた。
また公民館の機能に関して、「現状の地域交流プラットホームとしての利用に加え、社会福祉のため、子育て支援や健康増進などの機能を持たせたい」と方針を示した。
現在の大川公民館は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ1712平方b。1974年に建設した。
所在地は大川町富田中2215ノ1。
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建通新聞社