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滋賀産業新聞
2025/10/02

【滋賀】滋賀県 県庁舎等あり方検討懇話会が初会合

 滋賀県庁舎等のあり方について検討するため県が設置した懇話会の初会合が先月30日、大津市京町の滋賀県危機管理センターで開催された。学識経験者や県民等の意見を聴取するのが目的。2026年度(令和8年度)に提示(最終報告)する整備手法・配置検討等に向けた議論がスタートした。
 当日の「第1回滋賀県庁舎等のあり方検討懇話会」は、国スポ競技視察等のため出席できなかった三日月大造知事による、滋賀県の『顔』『玄関口』としての県庁舎等の目指すべき姿について、産学金労言の幅広い分野の委員からの忌憚ない意見を期待するビデオメッセージが流され開会した。
 県庁舎等は1939年(昭和14年)の本館竣工後、狭あい化等により増築が重ねられた(現存する庁舎は本館→北新館・新館→東館→新新館→危機管理センターの順に建設)。本館は築86年が経過し建物・設備は経年劣化が進んでいる。その他の庁舎も今後10〜20年の間に建て替えや大規模改修の時期を迎えるため、今後の県庁舎を取り巻く状況を踏まえ、一体的な検討に着手することになった。
 検討体制は2025・26年度(令和7・8年度)、県民と共に次の100年を見据えた県庁舎のあるべき姿を議論。基礎調査では現状・課題や必要な機能に応じた庁舎の規模などについて調査を実施する。意見収集は懇話会(深化)・県政モニター(熟考)・Webアンケート(拡張)の3層構造。意見や調査の結果等を踏まえ、県にて方向性を検討する。
 「滋賀県庁舎等のあり方検討に係る基礎調査業務」は、山下設計―三菱UFJリサーチ&コンサルティングJVが担当。

 県庁舎を取り巻く状況・検討スケジュール・懇話会の委員は次の通り。

 ◆状況◆
▽効率的・効果的な行政運営の実現、質の高い県民サービスの提供=人口減少・高齢化の進行、DXの進展など、社会構造の変化に対応し、効率的・効果的な行政運営を行える庁舎の検討が必要/県民が身近に感じ、訪れたくなる県庁舎の検討/職員が働きやすく、業務効率が上がる執務空間の検討
▽歴史的・文化的価値のある本館のあり方=登録有形文化財である本館の歴史的・文化的な価値を踏まえ、保存活用の方策に関する検討が必要
▽いざという時に機能する庁舎の必要性(防災機能の強化)=県内にはいくつもの活断層が存在。能登半島地震等の経験も踏まえ、一層の耐震性確保に向けた検討や、災害応急対策活動に係る十分なスペースや機能の確保の検証が必要

 ◆スケジュール◆
※@基礎調査事項A懇話会の議題B自由討議のテーマ
 【25年度】
▽第1回〔9月30日〕=@懇話会背景・進め方の確認・調査企画協議A検討の背景、進め方等/県庁舎等の現状(その1)〔概要〕/基礎調査企画内容/自由討議Bこれからの県庁舎に求めるもの、県庁舎に期待すること
▽第2回〔11月25日〕=@ハード・ソフト調査中間報告、本館の保存・活用A県庁舎等の現状(その2)〔劣化状況・建物性能〕/本館の保存・活用(中間報告1)/県政モニターアンケート調査結果(速報)/自由討議B本館の保存・活用について
▽第3回=@県庁舎に求める姿、必要な機能等A県庁舎に求める姿(期待すること)(案)/県庁舎に必要な機能等(案)/本館の保存・活用(中間報告2)/県政モニタートーク結果/Webアンケート企画内容/自由討議B県庁舎に求める姿、期待すること(案)(平時・災害時)

 【26年度】
▽第4回=@県庁舎の目指すべき姿の協議AWebアンケート/県庁舎の目指すべき姿(コンセプト・機能等)/本館の保存活用方策の検討(最終報告)/県庁舎位置検証/自由討議B県庁舎の目指すべき姿(コンセプト・機能等)
▽第5回=@右同A県庁舎の目指すべき姿(修正案)/整備手法・配置検討素案の提示/将来課題・ロードマップ素案の提示/自由討議B整備手法・配置検討、ロードマップについて
▽第6回=@右同A県庁舎の目指すべき姿(最終報告)/整備手法・配置検討(最終報告)の提示/将来課題・ロードマップ(最終報告)の提示B各最終報告に対する意見、今後への期待

 ◆委員◆
※▼…座長(敬称略/50音順)
▽相澤三千代(日本労働組合総連合会滋賀県連合会事務局長)
▽荒木裕子(京都府立大学生命環境科学研究科准教授)
▽石井太(湖北工業椛纒\取締役社長)
▽一圓泰成(兜カ教スタヂオ代表取締役)
▽笠原一人(京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授)
▽京樂真帆子(滋賀県立大学人間文化学部教授)
▽古藤裕樹(且賀銀行営業統轄部地域振興グループ担当部長)
▽橋健太郎(一般社団法人滋賀県医師会会長)
▽谷口郁美(社会福祉法人滋賀県社会福祉協議会副会長)
▼中嶋節子(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
▽三ア広大(公募委員)
▽宮本麻里(合同会社LOCO代表)
▽山口秀富美(びわ湖放送滑驩謨メ成局局長)
▽吉富信太(立命館大学理工学部教授)

提供:滋賀産業新聞