「ミライへ加速!インフラDX」をキャッチフレーズに、最先端の建設技術などを一堂に集めた「けんせつフェア北陸2025in新潟」(北陸地方整備局らからなる実行委員会主催)が1日、新潟市産業振興センターで開幕した。きょう2日まで開かれる。
建設技術者の技術の研さん・高揚並びに技術情報の交流の場とし、建設技術の一層の高度化や、より広範囲な技術開発へとつなげるのが目的。新潟市の開催は4年ぶり。2日間で延べ5000人の来場者を見込む。企業・団体を合わせた出展者数176(528技術)は過去最大規模になるという。なお、期間中には県内5校の生徒・学生を招待する。
オープニングセレモニーでは高松諭北陸地方整備局長が「地域の担い手確保のために建設業が魅力ある産業であることをPRする機会になることを期待する。今回展示されている技術がどのように活かされ、私たちの暮らしに関わっているかを見て、触れて、知っていただき、建設産業に対する理解を一層深める機会になれば大変幸い」とあいさつ。来賓を代表して国土交通省の信太啓貴大臣官房参事官(イノベーション)が「シミュレーターなどの体験型展示をはじめ、建設現場の課題を解決する新しい技術や工夫が随所に盛り込まれている。屋内・屋外の各展示技術を含め、これら技術がi−Construction2・0に通じる建設現場の省人化と安全確保、魅力ある建設現場の実現に向けて大いに貢献することを期待している」と語った。
その後、関係者とともにテープカットを行い開幕を祝った。