関東地方整備局大宮国道事務所は主要事業と位置付けている国道17号新大宮上尾道路(与野〜上尾南)で、三橋地区橋梁下部工事(さいたま市)の発注準備に入る。1日に公開する10月期の発注見通しで、新規案件として追加する。
入札は2026年1〜3月を見込んでいる。施工内容はRC橋脚1基、既製杭18本など。工事発注規模としては2億円以上3億4000万円未満を見込んでいる。工事期間は20カ月の想定。
新大宮上尾道路は東京外かく環状道路と首都圏中央連絡連絡自動車道路をつなぐ路線となる。高架で県中央部を南北に縦断。17号の渋滞緩和などを目的としている。
現在、さいたま市中央区円阿弥(えんなみ)から上尾市堤崎までの8q区間が事業中となっており、首都高速道路と共同で進めている。
最終的には鴻巣市箕田まで伸ばす計画になっており、全体延長は25・1qとしている。
25年度当初の段階で、年間の予定として調査設計や宮前地区橋梁下部工を継続するほか、新規で三橋地区橋梁下部工に着手したい考えを示していた。
提供:埼玉建設新聞