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秋田建設工業新聞社
2025/10/02

【秋田】象潟〜小砂川IC間で仕上げ工事/11月に公告、来年度以降は県境区間を推進

 東北地方整備局秋田河川国道事務所は、国道7号・遊佐象潟道路整備事業に関し、象潟IC〜小砂川IC間の道路付属物設置工事を11月に公告する。象潟関地区のブロック張りや防護柵設置、眩光防止板設置を行うもので、概算工事費は2億円〜3億4,000万円、工期は約10カ月を見込む。今回の工事で同区間の整備を完了させ、来年度以降は小砂川IC〜山形県境間の道路改良工事・橋梁工事へと事業を進める。

 国道7号・遊佐象潟道路は日本海沿岸東北自動車道の一部として、にかほ市象潟町小滝(象潟IC)〜山形県飽海郡遊佐町北目(遊佐鳥海IC)区間に新設する自動車専用道路。延長17,900m、全幅13.5m(路肩W2.5m×2、車道W3.5m×2、中央分離帯W1.5m)を新設するもので、このうち同事務所では山形県境〜象潟ICまでの延長9,900mを整備中。

 整備中の象潟IC〜小砂川ICまでの延長7,300mでは、川袋地区道路改良工事や川袋川橋上部工工事などを進めており、8年度の開通を目指す。さらに、小砂川IC〜県境間の延長2,600mについても、大須郷地区・タカコヤ両地区の道路改良工事を推進中。今月14日には、にかほ市道観音森線に架かる観音森跨道橋上部工(橋長72m、鋼単純合成箱桁)の入札が予定されている(本局発注)。来年度以降は、掘削・盛土やボックスカルバート新設を伴うカウヤ地区道路改良工事、掘削・盛土を行うタカコヤ地区道路改良工事(その2)などを順次発注し、県境までの早期整備を推進していく。

提供/秋田建設工業新聞