会津若松市は、県立会津総合病院跡地を利活用した拠点施設整備事業で、敷地内に民間事業者による収益施設の整備を計画している。契約形態は事業用定期借地権方式を想定しており、借受人は公募型プロポーザルにより選定する予定。2026年度内の借受人選定と契約締結を目指している。貸付期間は15〜30年。
施設は敷地の南側9490uに整備予定。敷地内に公共施設として整備する屋内遊び場や子育て支援施設との親和性が高く、利用者の利便性向上につながる施設を想定している。周辺の観光施設や文教施設、既存商店街との相乗効果が期待でき、地域の賑わい創出や経済の活性化に寄与する機能も望む。
収益施設の公募条件等を検討するに当たり、民間事業者の意向等を把握するためサウンディング調査を行う。受付期間は15日まで。ヒアリングは24〜31日に実施する。
公共施設については整備・運営事業者にTeam会津っ子の夢+CCC(代表企業=白井設計)を選定しており、子どもの遊び場や子育て支援の機能を持つ約2050uの屋内施設などを整備する予定。28年5月の供用開始を目指している。
(提供:福島建設工業新聞社)