今治市は、DBO方式で行う今治ネウボラ拠点施設整備・運営事業の公募型プロポーザルを2026年1月に公告する。
9月25日に公表した実施方針によると、10〜11月に説明会と現地説明会、対面対話を行い、26年1月にPFI事業に必要な特定事業の選定を行う。3月に参加資格審査を受け付け、4月に審査結果を通知する。6月に応募提案書類を受け付け、9月にプレゼンテーションとヒアリングによる審査を行い、10月に優先交渉者を選定する。その後、基本協定と仮契約を締結し、12月の市議会で本契約の承認を求める。
今治ネウボラ拠点施設は、多様化する0〜18歳の子育て環境に一元的に対応するため、市内各所に点在する子育てに関する相談・支援、子育て支援、健診・保健指導、地域交流機能を市街地に集約する施設。事業用地(建設地)は、旧日吉小学校の一部敷地と日吉公園、中央公民館駐車場などの南宝来町1ノ1ノ1他。用地面積は約7750平方b=図。
整備施設の面積は、合計5500〜6500平方bを想定している。内訳は、こども家庭・発達支援センターが330平方b、ファミリーサポートセンターが45平方b、地域子育て支援拠点と一時預かりが165平方b、児童センターが1160平方b、保健センターが440平方b、地域交流センターが600平方b。また、会議室や倉庫、カフェ、エントランスなども整備する。屋外では、普通車130台以上、検診車用6台の駐車場、150台以上の駐輪場も整備する。
実施方針作成のアドバイザリー業務は、パシフィックコンサルタンツ愛媛事務所(松山市)が担当。
提供:
建通新聞社