伊達地方衛生処理組合(管理者=須田博行伊達市長)は、新ごみ焼却施設建設の基本計画策定に向け、学識経験者らで構成する検討委員会を立ち上げた。
現施設RC一部S造4階建て延べ約4500uの老朽化などに伴い、清掃センター敷地内(伊達市保原町西新田地内)に新焼却施設を建設する。残余量がひっ迫している同敷地内の埋立処分場は嵩上げして延命化を図る。新焼却施設の稼働開始目標は2032年4月。
組合は24年度、基本構想・基本計画・発注者支援業務を東和テクノロジーに委託。同年度に基本構想を策定した。今後基本計画の策定に向けて委員らで協議し、高い安全性や公害防止機能などを備えた新施設実現のため、意見や調査検討内容をまとめ、基本計画に反映させる。
委員会は26年8月までに6回の開催を予定。今年度内に予定する第3回終了後、住民に検討内容の中間報告を行う。基本計画策定は26年9月ごろを目指している。
(提供:福島建設工業新聞社)