静岡市は、下水道事業のウォーターPPPの導入について、今後は「静清処理区、北部処理区、南部処理区」を対象とし一括で検討を進める方法を示した。3処理区の管路や雨水ポンプ場、汚水ポンプ場、マンホールポンプ、処理場など全施設について、維持管理と更新を一体的に行う更新実施型の導入を想定する。
2026年度第3四半期に実施方針を明らかにし、公募開始は27年度前半、事業開始時期は28年度前半を見込む。
3処理区では、浄化センター3カ所、ポンプ場13カ所、管路総延長約1048`などを管理している。
市は、24年11月〜12月に行った初回マーケットサウンディングに続き、第2回アンケート調査を開始しており、10月15日まで受け付ける。事業スキームの設計や契約条件の検討を進めていく上での参考とする。
(提供・建通新聞社)