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建通新聞社四国
2025/10/10

【高知】大豊町 住宅再編整備事業プロポ公告

 大豊町は「大豊町住宅再編整備事業」の公募型プロポーザルを公告した。事業はPFI方式により、事業者が町営住宅を設計・建設し、完成後に所有権を町に移管した上で事業期間終了まで、運営・維持管理を行うBTO方式で実施する。応募表明書などの提出は12月5日までに大豊町住民生活課に持参または郵送する。提案審査書類の提出は2026年1月30日までに大豊町住宅生活課に持参する。2月20日に2次審査(プレゼンテーション・ヒアリング)を行い、2月末に優先交渉権者を町のホームページで公表する。提案上限額は8億8770万円。事業期間は契約締結日から43年3月31日まで。
 応募要件は、事業の実施する資金と経営マネジメント体制を備えた単独企業または複数企業のグループであること。過去10年間に、10戸以上の集合住宅の実施設計が完了した実績や建設を完了した実績、維持管理実績があること。
 敷地面積2709平方bに1DK約42平方b8戸、2DKまたは1LDK約52平方b8戸、3DKまたは2LDK約65平方b6戸計22戸を2階建ての団地を新築する。その他コミュニティ空間や駐車場、自転車置き場などを整備する。場所は津家字宮ノ前1636、1637。庁舎北側の隣接地。28年5月31日の完成を目指す。
 コロナ禍で地方移住ニーズが高まっていることから移住・定住の推進に向け、単身者や若者世帯を対象とした町営住宅とする方針。また、町内にある老朽化した町営住宅の改修や建て替えを推進しており、新設する住宅の一部を仮移転先として活用する目的もある。

提供:建通新聞社