東日本旅客鉄道(東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 喜㔟陽一代表取締役社長)は、「新潟駅周辺開発」を計画している。新潟県に対して「にぎわいのあるまちづくりの推進に関する条例」に基づく特定施設新設の届出を行い、10日に県報で公告された。
新潟市中央区花園一丁目185外51筆の敷地6万1389平方メートルが対象区域。万代広場東側に位置し約10年間に渡り8・9番線ホームが立体交差事業に伴い撤去された跡地に、オフィス棟14階建てと賃貸住宅棟10階建てを新設する計画とし、2棟合わせた延べ床面積は約2万2200平方メートルを想定。オフィス棟はコープシティ花園ガレッソと連絡通路で、新潟駅とペデストリアンデッキでそれぞれ接続する。
届出概要によると、新設部分における特定施設対象は1階および3階とし、延べ床面積1034・09平方メートル(うち店舗面積932・06平方メートル)。新潟駅高架下の商業施設、CoCoLo南館、ホテルメッツ新潟(CoCoLo西館)を含めた特定施設の延べ床面積は5万7954・02平方メートル(店舗面積3万5185・98平方メートル)。
駅ビルの事業者はJR東日本新潟シティクリエイト(新潟市中央区 中川裕司表取締役社長)ほか141者。2026年6月工事着手、28年8月の新設を予定する。