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北陸工業新聞社
2025/10/15

【石川】参加表明書、28日まで/穴水町復興住宅白山2団地整備/買い取り方式

 穴水町は14日、能登半島地震の復興公営住宅(災害公営住宅)白山第2、第3の2団地(いずれも仮称)について、整備事業者の募集を開始した。民間が設計、建設した物件を町が購入する「買い取り方式」を採用する。公募型プロポーザル方式で選定し、28日まで参加表明書、31日〜11月17日に提案書を受け付ける。
 11月21日にプレゼンテーション・ヒアリングを実施し、選定委員会での審査を経て12月4日に事業者を決定、同中旬に基本協定を結ぶ。売買契約締結は2026年6月初旬を予定し、工期は同中旬〜27年3月下旬を見込む。
 プロポーザルには、建設、設計、工事監理、売買の各業務を担える単体事業者のほか、複数企業で構成する連合体が参加できる。応募する事業者はすべて石川県内に本店、支店、営業所のいずれかがあること。
 建設、設計、工事監理の業務を担当する事業者については、15年10月1日〜25年9月30日の10年間で、S造の共同住宅新築工事(1棟以上で10戸以上)の元請けとしての施工や履行した実績があること。
 計画では、川島のゲンキー穴水町店周辺の用地2カ所で白山第2、第3団地の復興公営住宅を建設する。いずれもS造3階建てで、収容戸数はそれぞれ23戸と26戸。間取りは1DK〜3DKを用意し、団地ごとに車いす住戸1戸を設ける。
 各団地にはコミュニティー形成の場として、子どもらが遊べる100〜150平方メートル程度の広場を整備する。敷地面積は第2団地が約2852平方メートル、第3団地が約3096平方メートル。
 事業に関する問い合わせは町地域整備課災害公営住宅建設室=0768(52)3680=へ。

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