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秋田建設工業新聞社
2025/10/15

【秋田】国立・国定公園の新規指定・大規模拡張/アジア航測で八幡平周辺の計画策定

 東北地方環境事務所は、八幡平周辺地域(森吉山・真昼山地・田沢湖等)における公園計画策定・検討業務をアジア航測に委託した。同地域は、国立・国定公園の新規指定・大規模拡張の候補地に選定されており、過年度の調査結果を踏まえ、各地域の指定書・公園計画案の策定支援、指定に向けた基礎情報の整理を行う。地域の関係機関の意見も踏まえ、新規指定・大規模拡張の具体的な範囲を決定する。

 十和田八幡平国立公園に隣接する八幡平周辺は、令和3年度に「国立・国定公園総点検事業フォローアップ」で資質を有する地域として候補地に選定された。5・6年度に地形地質、文化景観、利用状況などの資質調査を実施している。

 調査の結果、大規模で原生的なブナ林は連続して存在する共通点はあるが、地域ごとの風景形式の差異が大きいことから、◇森吉山を中核とした国定公園の新規指定 ◇県立自然公園である田沢湖抱返りと真木真昼を再編し国定公園に新規指定 ◇十和田八幡平国立公園の隣接区域での拡張候補地検討―を指定・拡張の方向性として挙げている。

 北秋田市では森吉山の国立・国定公園化に向け、市民の理解を深め機運の醸成を図ることを目的に、調査結果の報告会を今月10日と11日に開催している。森吉⼭を中核とした国定公園の新規指定には、周辺観光資源と連携した広域での利用ルートの形成も必要として、隣接する資質の高い地域のほか、公園の主な利用導線となる西麓、マタギ集落と周辺猟場の⼭がある打当など、範囲を拡張する検討も考えられるとした。

提供:秋田建設工業新聞社