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　上越市は１４日、指名型プロポーザル「（仮称）柿崎区新保育園新築工事設計業務委託」（柿崎区直海浜地内）について、最優秀提案者にハート１級建築士事務所・ナカノデザイン一級建築士事務所ＪＶを特定したと発表した。次点はクレイズプランだった。
　柿崎区の４保育園のうち、柿崎第二、上下浜、下黒川の３園は耐用年数を超過し、老朽化が著しい状態。４園とも入園児童数が減少している状況も踏まえ、良好な保育環境の提供と適正な集団生活の場を確保するため、４園を統合した（仮称）柿崎区新保育園（定員１２０人）を整備する。現・上越市立柿崎体育館跡地８２６７・４７平方メートルのうち、約５０１２平方メートルを建設地とし、整備内容は園舎、園庭、駐車場（ロータリー含む）。園舎はＳ造平屋建て延べ約１４０７・８０平方メートル。概算工事費は８億６４５万９０００円（税込み）。履行期間は２０２６年３月３１日まで（繰越予算承認後は３６０日間）。
　なお、２６−２７年度に建設工事を実施し、２８年度の開園予定だが、繰越予算が承認された場合は１年ずつ後送りとなる。柿崎体育館の解体については建設工事着手に先立ち別途発注する。