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建通新聞社(中部)
2025/10/21

【愛知】春日井市 南部汚水22号幹線の公募プロポを開始

 春日井市は、高蔵寺浄化センターを南部浄化センターに統合するための「南部汚水22号幹線」整備を計画しており、第2工区の募集要項などを公表。受け付けを開始した。
 参加資格審査書類の提出祈願は11月14日まで。11月28日に参加資格確認結果を通知する。提案書類は2026年1月16日までの期間で受け付け、同3月中旬にプレゼンテーションを実施。同月下旬に優先交渉権者の決定・公表を行い、4月上旬に請負契約を締結する。
 同事業は、設計・施工を一括して民間に発注するDB方式を採用。南部汚水1号幹線立坑から高蔵寺汚水9号幹線立坑までの全延長8514bを5工区に分割し、このうち契約締結から31年3月18日までの事業期間で整備する第2工区が対象となる。
 第2工区の概要は、下条公園、公共用地、内津川左岸用地を立坑用地としたシールド工延長3093bとマンホール工1基。設計条件には、3回以上の協議やレベル2地震動に対応した耐震設計などを求める。
 応募資格要件は、市の共同企業体取扱要綱に基づく特定建設工事共同企業体(甲型)。代表企業の要件は、市の入札参加資格者名簿において土木工事等級がAであり、愛知県内に本店か支店を有すること。さらに、15年度以降にシールド工法の外径2000_以下かつ延長1000b以上の施工実績を元請けか共同企業体で有することなど。
 構成企業は、市内に本店を有し、市の入札参加資格者名簿における土木等級がAまたはBとする。
 ほぼ全区間を内径1350_のシールド工法(外径は2000_程度)で整備する方針だが、高蔵寺浄化センターとの接続部である34bのみ内径900_の推進工法を採用する。平均土被りは約10b。立坑は9カ所を見込んでいる。
 各工区の延長は、第1工区が南部汚水1号幹線立坑から下條公園立坑までの約570b(30年度中旬から32年度下旬)、第3工区が内津川左岸立坑から高御堂公園立坑までの約1310b(28年度中旬から31年度下旬)、第4工区が高御堂公園立坑から六反田第一児童遊園立坑までの約1870b(31年度中旬から35年度下旬)、第5工区が六反田第一児童遊園立坑から高蔵寺汚水9号幹線立坑までの約1660b(33年度中旬から37年度下旬)。


提供:建通新聞社