射水市は、南太閤山19丁目地内「上野調整場第2調整池更新基本設計業務委託」の落札者を、1111万6000円で中央設計技術研究所に決めた。17日の開札分。
調査基準価格は1111万6000円。予定価格は1588万円。
設計の対象となる施設はPC造V=6500立方メートル(円形地上式調整池、杭基礎、内径28・8メートル×有効水深10メートル)。委託内容は基本条件の確認、維持管理方法の検討、配置計画検討、施設計画、段階的水運用の検討、水位関係の検討、施工方法の検討、施設の基本的構造の決定。履行期限は2026年3月19日まで。
上野調整場には3つの調整池がある。第2調整池は1976年度に竣工し、建設から約50年が経過。躯体コンクリートの調査において、異常な膨張性状が確認されており、今後ひび割れが進行すると、漏水事故につながる恐れがある。また、場内の流入管一系統化が検討されていることを踏まえ、効果的な更新が検討される。