トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/10/21

【埼玉】朝霞市、朝霞台駅南口空間利活用へ調査

 朝霞市は朝霞台駅南口の道路空間利活用に向けた調査へ乗り出す。同駅周辺では未来ビジョンに基づく空間活用を進めており、すでに設計へ着手済みの西口ロータリーに続く形で、南口でもロータリーを中心とした空間活用の方法を検討する格好。まずは2026年度末をめどに調査業務を終える見通しだ。
 同エリアはJR武蔵野線が通る北朝霞駅と、東武鉄道の朝霞台駅が交わる交通結節点。官民連携組織である「北朝霞・朝霞台駅周辺エリアプラットフォーム」を設立しており、同エリアの価値を高めるための未来ビジョンに基づく空間活用を推進中だ。
 2駅間はスムーズに接続されており、北朝霞駅東口・北朝霞駅北口・朝霞台駅南口にはそれぞれロータリーが整備済み。賑わい創出などを図り、今回は朝霞台駅南口ロータリーの活用方針を検討していく。
 検討対象範囲は南口ロータリーを中心とする約7000u。周辺施設も含めて利用状況を調査して、駅南口における現状と課題を整理する。
 駅の路線沿いにある市道328号線(約60m)については、課題分析の結果を踏まえて必要な機能を検討する。時間帯ごとに「歩行者自転車専用道路」や「賑わいスペース」など道路の活用目的を変えるといった実証実験を行い、今後の在り方を具体化させるための材料とする見込みだ。

提供:埼玉建設新聞