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建通新聞社(中部)
2025/10/27

【愛知】名高速 高速1号新黄金オンランプ 5件を公表

 名古屋高速道路公社は、都心アクセス事業として進める新洲崎地区、新黄金地区、栄地区のうち未着手となっていた新黄金地区(名古屋市中川区)の工事の第一弾を2025年度から発注する。25年度は、「市道高速1号新黄金オンランプ」を対象に、下部工2件、上部工1件を第4四半期に、引き続き、26年度に下部工、上部工各1件を発注する。いずれも一般競争入札で選定する。10月15日に更新した発注見通しに、都心アクセス事業部所管工事の計画として追加掲載した。
 新黄金地区では、名古屋駅西側とのアクセス向上を図るため、新黄金出入口の工事を計画。黄金出入口のフルIC化により、(仮称) 新黄金出入口を利用して西方面から名古屋駅西側への往来が可能となる。
 全体計画は、現道高速の南側にオンランプ(西行き入口)を設け、運河通3丁目交差点の北側付近で平面道路と接続し入り口とする。北側にオフランプ(東行き出口)を設け、現道高速の下側を交差し、百船町交差点の北側付近に接続し出口とする。工事はオンランプ側から進める。36年度までに全体の完成を目指す。事業費は354億円を見込んでいる。
 オンランプ側は、9径間で、橋台1基、橋脚8基。全体延長約500b。下部工を、東、中、西の3工区に分け、上部工を、東、西の2工区に分割した。
 各工事の内容を見ると、「市道高速1号新黄金オンランプ(東)工区下部工事」が、工事延長120b。鉄筋コンクリート(RC)橋脚1基、橋台1基。場所打杭12本。道路整備工、仮設工、建物解体。工期約24カ月。第4四半期に入札。
 「同(中)工区下部工事」が、工事延長110b。RC橋脚3基、場所打杭36本。道路整備工、仮設工。工期約24カ月。26年度に入札。
 「同(西)工区下部工事」が、工事延長240b。RC橋脚3基、鋼製橋脚基部2基、場所打杭34本。道路整備工、仮設工。工期約24カ月。第4四半期に入札。
 「同(東)工区上部工事」が、工事延長160b。鋼重約380d(新設橋梁)、鋼重約100d(新設歩道橋)。詳細設計、工場製作、輸送工、鋼橋架設工、歩道橋撤去工、歩道橋架設工、仮設工。工期約36カ月。26年度に入札。
 「同(西)工区上部工事」が、工事延長240b。鋼重約830d。詳細設計、工場製作、輸送工、鋼橋架設工、鋼製橋脚工(門型)、既設改築工、仮設工。工期約36カ月。第4四半期に入札。
なお、北側に建設するオフランプ(東行き出口)は、11径間で、橋台1基、橋脚10基。全体延長約500bを計画している。
 なお、北側に建設するオフランプ(東行き出口)は、11径間で、橋台1基、橋脚10基。全体延長約500bを計画している。


提供:建通新聞社