鯖江市は27日、優良建設工事表彰式を開き、丹羽建設鋼業・淡海建設特定JV、昴成都市計画、田中建設、佐々木土建の栄誉をたたえた。
市が発注した2024年度完成の建設工事(500万円以上)のうち、特に工事成績が優秀だった4件を表彰するもの。
詳細は次のとおり(工事名、受賞者、工事概要―の順)。
▽鯖江市弓道場長寿命化改修工事 丹羽建設鋼業・淡海建設特定JV 屋根・外壁改修工事、天井・壁紙等内装改修工事、トイレ洋式化・多目的トイレ新設工事、正面入り口スロープ設置工事、照明設備のLED化工事等
▽有定3号線道路改良工事(24−102016) 昴成都市計画 道路整備工事(土工、舗装工、側溝工)
▽徳尾上河端線舗装改良工事(23−102048) 田中建設 道路舗装改良工事(A=1020平方メートル)
▽公園施設整備第9号工事(日野川緑地左岸) 佐々木土建 張芝工、園路舗装、駐車場舗装
式典ではまず、佐々木勝久市長が1枚ずつ表彰状を、各事業所の代表者に手渡した。
続いて佐々木市長は各工事について「弓道場長寿命化改修では、屋根や外壁、照明などの改修を行うことによって、安心して競技に取り組める場所となった。有定3号線道路改良は、住宅地において安全・安心な道路整備を実施してもらった。徳尾上河端線舗装改良については、近隣の地形や降雨時の排水に、たいへん考慮いただいた。公園施設整備では、日野川左岸に市民の新たな憩いの場となる、芝生広場などを整備していただいた」とそれぞれ称賛した。
その上で「関係者などと十分に調整を図ってもらいながら、優れた施工技術により、工事を完成していただいたことに、改めてお礼を申し上げる」と感謝の気持ちを表した。また「公共工事は市民生活に欠かすことができない。今後も建設業界に求められる社会的役割は重要。技術者の減少やコストの上昇など、取り巻く環境は厳しいと思うが、地域社会の暮らしを支える建設業者として、今後ともご協力いただきたい」と呼びかけた。