京都市は、第85回都市計画審議会を11月14日に開催。3議案を付議するとともに、1議案について意見聴取する。
付議案件は、▽京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)生産緑地地区の変更(京都市決定)▽京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)都市再生特別地区の決定(京都市決定)(三条駅前地区)▽京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)下水道の変更(京都市決定)(鳥羽水環境保全センター)。
意見聴取するのは、▽特定生産緑地の指定。
このうち、都市再生特別地区の決定(京都市決定)(三条駅前地区)については、三条駅周辺プロジェクトを計画する京阪ホールディングス梶i大阪市中央区)が6月に市に提出した都市再生特別地区の都市計画提案書を基に、市が都市再生特別地区の決定を行う手続きを進めているもの。
三条駅前地区の約0・7fにおいて、容積率は最高限度600%、最低限度300%とし、建ぺい率の最高限度は80%とする。建築面積の最低限度は2000u。高さの最高限度は中層部1が12m、中層部2が15m、高層部1が20m、高層部2が25mとする。
なお、三条駅周辺プロジェクトは、京都市東山区大和大路通三条下る東側大黒町139−1他の駅前敷地約6400u及び協定敷地(京都市と京阪により管理運営に関して協定締結している敷地)約900uに複合施設として計画。規模は地下2階地上6階建(高さ約25m(塔屋等を含む高さ約29m))、延約2万7000u(建築面積約6400u)。