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滋賀産業新聞
2025/10/29

【滋賀】県長浜土木 板名古川の砂防堰堤改築

 県長浜土木事務所が、米原市下板並地先において老朽・損傷した砂防堰堤1基の改築を進めている板名古川砂防事業は、25年度初弾発注した延長約200b規模の工事用道路整備工事を26年1月にも完了させた後、26年度は第1〜2四半期中をメドに総延長は未定ながら残りの工事用道路を発注・着工したい考えだ。工事用道路の残工事を27年1月にも完了し現場までの通行が順調に確保できれば、26年度末にもコンクリート約1500立方b規模を試算する不透過型堰堤1基の改築工事について、主堤・副堤合わせ一括で発注し翌27年度にも着工から2ヵ年で施工を進め、28年度末にも全体完了したい考えだ。
 26年度は第1から第2四半期中にも、工事用道路の全体延長から25年度発注済みの約200bを除いた複数箇所から成る工事用道路の整備工事を発注する見通し。工期は27年1月頃の完了を見据えている。
 26年度末に発注する見通しの堰堤1基の改築工事では、米原市下板並の板名古川に61年頃築造され劣化し損傷しているコンクリート造の砂防堰堤1基(延長約50数b、堤高6・4b以上)を不透過型、最大高さ約7・4b、延長68・5b、約1500立方b規模のコンクリートの増し打ちで施工する堰堤1基に改築する。工期は約2ヵ年。
 25年度事後審査型一般競争入札で関谷建設(長浜市)に発注した(6月24日開札・3655万7千円で落札)初弾の工事用道路を整備する板名古川補助砂防総合流域防災工事では、米原市下板並地先における施工延長196b、重力擁壁工8b、もたれ式擁壁工69b、道路土工一式などの土木一式工事を進めている。工期は26年1月30日まで。
 詳細設計・修正設計は20〜21年度日本インシーク(滋賀営業所・栗東市、本社・大阪市中央区)で完了。基礎情報収集・分析コンサルを20年度サンセイ(大津市)が担当した。

提供:滋賀産業新聞