今治市がサイクリングターミナルとして運用している「サンライズ糸山」=写真=と周辺の市有地の一体整備に、民間の高付加価値な宿泊施設を誘致したいとし、サウンディング型市場調査を行った件で、市は調査結果の概要を明らかにした。市場調査には2社が参加し、用地や参加要件などについて意見があった。
市によると、用地について、60年以上の一般定期借地権方式や約30年の事業用定期借地権方式、現状仮登記の用地の明記などを希望する意見があったとした。また参加要件には国内客とインバウンド両方の集約についてのノウハウを必須とすることや、物価上昇・市場変動リスクも事業計画に盛り込むことなどについての要望があったという。市は、これらの意見を参考に2026年1月にもサンライズ糸山と周辺の市有地の一体整備を行う民間事業者の公募を開始し、3月にも契約を交わしたい考えだ。
市は、自転車道のあるしまなみ海道を目指すインバウンド旅行客が増加していることから、若者やファミリー層を対象に運営していたサンライズ糸山(砂場町2ノ8ノ1)とその周辺を再開発し、1泊当たりの客室平均単価2〜3万円と、3万円以上のハイエンドランクの客室を用意できるホテルの誘致を目指している。その際、既存施設(鉄筋コンクリート造2階建て延べ2152平方b)のリノベーションも検討している。対象地は、サンライズ糸山の敷地6451平方bを含む砂場町2ノ556ノ2他の市有地約3万2000平方b。
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建通新聞社