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建通新聞社四国
2025/10/28

【香川】高松北消防署移転 新庁舎と解体の設計を26年度

 高松市は、宮脇町の高松北消防署を観光通りに位置する市立南部駐車場の跡地に移転新築する。想定される新庁舎の整備スケジュールは、2026年度に新消防署の基本設計、27〜28年度に実施設計、29〜30年度に工事を行う。供用開始は31年度となっている。
 現在、建設地にある市立南部駐車場は、26年度末の用途廃止後に解体する。解体工事に向けて、26年度に設計をまとめる。27〜28年度に解体工事を進める考えだ。新築工事と解体工事の設計は分けて発注される。
 新庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3000平方bを計画しており、設計で内容を詰める。敷地面積は約2300平方b。建設予定地は観光通1ノ15。
 機能面に関しては、女性職員専用部屋や更衣室を設置する他、個室などを充実させる考え。現場用の防火着の保管・着脱用の部屋を設ける方針。また、乾燥室を配置して衛生面に配慮する方針だ。消防車両の台数は17台、職員数は75人を見込む。
 建設地については、高潮浸水区域外かつ県道に面しているため緊急車両の入出場に適しており、災害対応拠点としても活用できるため選定された。
 解体する市立南部駐車場の規模は、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約2400平方b。約400台分の駐車能力を有するが、19〜23年度で連続して利用率が10%を下回っている。収支も33年度まで赤字が予想されていた。解体後の駐車場機能は瓦町駅地下駐車場に統合する。
 既存の北消防署の規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ5215平方b。敷地面積は2039平方b。所在地は宮脇町1ノ2ノ34。建築年は1974年。跡地活用については、解体や売却を含め検討する。
 施設の揚水ポンプや屋上防水をはじめ各所に老朽化が見られる。これまで改修工事を行ってきたが、メンテナンスにかかる費用などを検討した結果、移転立て替えを実施する。施設のアスベスト検査は未実施となっている。

提供:建通新聞社