神奈川県企業庁のまとめによると、企業庁が2024年度に入札を実施した工事504件のうち不成立となったのは41件だった。全体に占める割合は8・1%で、23年度と比較して3・9ポイント減少した。
入札不成立となった41件の内訳は、条件付き一般競争入札が40件、いのち貢献度指名競争入札が1件。
条件付き一般競争入札は不調が23年度比3件減の12件、応札なしが7件減の28件だった。いのち貢献度指名競争入札は応札なしが1件で、23年度と比較して8件減った。
全体の入札件数に占める不成立の割合は24年度が8・1%、23年度が12%、22年度が13・7%と推移している。
平均応札者数は一般競争入札が6・3者、いのち貢献度指名競争入札が7者。最も応札者数が多かったのは一般競争入札の43者だった。
工事系委託の入札不成立は73件中5件で、23年度と比較して2件多かった。全て一般競争入札の案件で、不調は1件、応札者なしが5件だった。全体の入札件数に占める割合は24年度が6・8%、23年度が3・8%、22年度が6・2%となっている。
平均応札者数は一般競争入札が8・1者、いのち貢献度指名競争入札が7・8者、指名競争入札が15・3者。最も多かったのは一般競争入札の24者だった。
提供:建通新聞社