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建設経済新聞社
2025/11/04

【京都】令和6年度の点検結果を報告 舞鶴市の浪速橋を令和8年度に補修予定

 京都府道路メンテナンス会議の令和7年度第1回会議が10月31日、京都市下京区の近畿地方整備局京都国道事務所で開催。京都府内で令和6年度に行った橋梁やトンネルなどの点検結果の情報を共有した。
 京都府道路メンテナンス会議の会長の小川裕樹京都国道事務所長は「点検自体は平成26年から始めており、1巡目、2巡目という形で進んできた。1巡目と2巡目の結果を比べると、橋梁では約2割、トンネルでは約4割、判定区分Vを受けた数が減ってきている。この10年間しっかりとメンテナンスに努めていただいた結果と考えている。現在は3巡目の点検に昨年度から取り組んでいただいており、また2巡目の点検の補修対応にも取り組んでいただいている。その結果が3巡目の結果にも反映され、今後も改善傾向になっていくことを期待している」と述べた。また、道路陥没に関する危機管理意識を高めることを目的に、京都府道路メンテナンス会議の下部組織として地下占用物連絡会議を設置したことを報告した。
 京都府内の令和6年度点検結果(橋梁)によると、判定区分W(緊急に措置を講ずべき状態)は1橋(0・0・4%)、判定区分V(早期に措置を講ずべき状態)は144橋(5・8%)、判定区分U(予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態)は1622橋(65・3%)となっている。
 判定区分Wの1橋の内訳は、▽市町村…1。
 判定区分Vの144橋の内訳は、▽国土交通省…4▽高速道路会社…5▽京都府…28▽京都市…19▽市町村…88。
 判定区分Uの1622橋の内訳は、▽国土交通省…44▽高速道路会社…91▽京都府…336▽京都市…246▽市町村…905。
 トンネルの点検結果によると、判定区分Wは該当無し、判定区分Vは12ヵ所(27・9%)、判定区分Uは31ヵ所(72・1%)。
 判定区分Vの12本の内訳は、▽京都府…12。
 判定区分Uの31本の内訳は、▽高速道路会社…17▽京都府…13▽市町村…1。
 道路附属物等の点検結果によると、判定区分Wは該当無し、判定区分Vは1基(0・9%)、判定区分Uは37基(33・9%)。
 判定区分Vの1基の内訳は、▽高速道路会社…1。
 判定区分Uの37基の内訳は、▽国土交通省…15▽高速道路会社…20▽京都府…1▽京都市…1。
 判定区分Wの構造物の対応状況について報告もあった。
 令和5年度に確認された南丹市の摩気神社前橋(市道摩気神社線、平成5年建設/[損傷の具体的内容]主桁支点部の腐朽による破断)については、現在修繕中。
 綾部市の物部大橋(市道宮川線、平成11年建設/[損傷の具体的内容]橋脚の沈下)については、現在撤去中で、近接する橋梁と集約を予定。
 令和6年度の判定区分Wの舞鶴市の浪速橋(歩道)(八島通線、昭和47年建設/[損傷の具体的内容]主桁・床版は腐食による板厚減少及び孔食、橋脚は腐食による著しい膨張、板厚減少、支承は腐食による板厚減少)について、通行止めの措置を講じている。
 間瀬コンサルタント京都営業所(京都市北区)により補修設計中で、令和8年度に補修を予定する。
 浪速橋(歩道)は、橋長L19・80m、全幅員W2・0m(有効幅員W1・75m)、上部工はI桁(鋼床版)、下部工は橋台、橋脚(鋼製パイルベント)、交差物は二級河川祖母谷川。