社会福祉法人佐渡寿福祉会(佐渡市真野新町624番地2 山本充彦理事長)は5日、佐渡市佐渡市真野字浜中73−1他「特別養護老人ホーム真野の里建替工事」を、制限付き一般競争入札で再公告した。申請書は18日まで受け付ける。
同工事は10月16日に参加4社で入札したが、全社が予定価格を超過したため不調に終わった。その後、1番札の業者との随意契約に向けて協議を重ねたが決定に至らなかったため、再度入札公告するもの。
市内に本社(店)または支店、営業所を有する単体もしくは2―3社JVが対象。資格は単体とJVの代表者が市の建築一式工事Aランク、JV代表者以外の構成員は建築一式工事B・Cランクに格付認定など。規模は内容の見直しによりS造平屋建て、延べ床面積は4155平方メートル(建築面積4391平方メートル)から4151平方メートル(建築面積4261平方メートル)に縮小した。工事には各設備や外構が含まれる。25日に開札を行い、工期は2027年3月10日まで。 設計は基設計(新潟市中央区)が担当。
1986年に開園した真野の里(RC造平屋建て延べ2937平方メートル)の老朽化に伴う建替え工事となる。近隣の病院跡地に移転新築する計画で、定員は特養80床、短期入所生活介護事業所22人、デイサービスセンター20人を想定する。
なお、佐渡市は9月補正予算で真野の里建替え工事に伴う整備費の一部を支援する老人福祉施設整備事業に2億1404万8000円を計上している。