県健康医療福祉部は、県庁西隣にある県有地に医療福祉拠点人材養成機能(大学)の整備等を実施する事業候補者を再募集(プロポーザル方式)する。
今月11日に法人向け説明会を開き、来月25日に企画提案書の提出を締め切る。応募があれば来年1月に審査会を開き、同月中旬には候補者を決定する考え。募集要項等は県ホームページよりダウンロード。
整備地は、大津市京町3丁目226番1の一部他の敷地2600平方b程度を想定。用途は、学校教育法に定める4年制大学他。
応募資格は、▽学校法人であること▽滋賀県建設工事等入札参加停止基準に基づく入札参加停止期間中である者でないこと。または、滋賀県建設工事等入札参加有資格者以外で滋賀県建設工事等入札参加停止基準別表第1および別表第2の各号に掲げる措置要件および当該各号に定める期間に該当する者でないこと―など。
県は、昨年11月から今年1月にかけて学校法人を公募したが応募がなかったことを受け、施設整備費を上限4億円追加や貸付料の減免などの初期投資に対する財政支援に加え、学生の負担軽減に資する奨学金制度の充実や実習先の確保、ブランディングや広報への協力・エリア全体の賑わい創出など、医療福祉拠点におけるパートナーとして、最大限協力していくことを表明した。
問い合わせは、県健康医療福祉部医療福祉連携室(077―528―3596)まで。
提供:滋賀産業新聞