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　春日井市は、産業誘導ゾーンとして企業用地整備を進めている春日井インター北地区について、売却先を選定する公募型プロポーザルを２０２８年度に予定している。
　公募型プロポーザルに向けた準備として、同地区の排水計画検討設計を日本水工コンサルタント名古屋事務所（名古屋市中村区）に、26年９月30日までの期間で委託。26年度に指名競争入札で発注予定の詳細設計やその後の用地取得、公募型プロポーザルによる売却先選定と事業を継続していく方針だ。
　今回の排水計画検討設計は、篭池を含む面積６・２�fが対象。５月にスズケン（名古屋市東区）へ売却決定した隣接の大泉寺地区では、地下貯留槽などが採用されたが、近年の物価高騰などの影響もあり、排水計画を見直し、今後の造成や排水路整備などに備える。
　26年度に発注予定の詳細設計は、26年度内に完了できるよう、今回の排水計画検討設計完了前に先行して発注。計画検討設計完了後、速やかに詳細設計へ移行し、造成設計や排水設計など実施。その後は27年度に用地取得や地区計画の変更を行い、28年度の公募型プロポーザルを経て、売却先と調整しながら実際の造成工事など進めていく。


提供：建通新聞社