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　中能登町は、地域経済や社会により多くのメリットや効果をもたらす「ローカルＰＦＩ」を導入する公共施設などの照明発光ダイオード（ＬＥＤ）化事業について、設計や施工、維持管理を担う事業者の募集を開始した。公募型プロポーザル方式で選定し、１０日まで参加表明書を受け付ける。予定価格は３４億７４２５万円（税込み）。
　事業提案書の提出期間は１１〜２５日。１２月２日の選定委員会での審査を経て同下旬に優先交渉権者を決定する。来年２月下旬の契約締結を予定している。ＢＴＯ（建設・譲渡・運営）方式による事業で、整備期間は２０２８年３月末まで、維持管理期間は３８年３月末までとなっている。
　プロポーザルに参加できるのは、設計や施工、維持管理を担う複数の事業者で構成するコンソーシアム（共同事業体）とする。代表者には中能登町か同町隣接市町に本店または本社機能を置く事業者を選定すること。
　構成員に関しては（１）過去５年以内に石川県内の公共施設で照明設備関連の受託実績がある（２）中能登町か県内に本店または本社を有する―の要件を満たす事業者が１者以上参画すること。
　ＬＥＤの更新・維持管理の対象は、道の駅「織姫の里なかのと」や行政サービス庁舎、ラピア鹿島、保育園、児童館、町営住宅、下水道処理施設、小中学校、体育施設、公園など９８カ所計１万９３１２基。アスベスト（石綿）の含有調査などの業務も含む。
　事業に関する問い合わせは町生活環境課＝ＴＥＬ０７６７（７２）３９２７＝へ。