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北陸工業新聞社
2025/11/10

【石川】防護工でトンネル通行確保へ/北陸道、国内初の試み/中日本高速道路/縄田社長が記者会見

 中日本高速道路は7日、金沢市神野町の同社金沢支社で縄田正社長、森島貴代治支社長が記者会見し、北陸自動車道で検証中のトンネル覆工再生工事の通行制限対策などについて報告した。
 同工事の施工に際し、車道の上部に防護工(仮トンネル)を施し通行を維持しながら施工を可能とする。国内では初の試みとなる。現在は通行止め区間において防護工を設置し作業時の安全性等を確認している。
 供用から40年を経過した同道の矢板工法トンネルでは、覆工の目地部分やひび割れ部からの漏水が発生。リニューアル工事により覆工の再構築と漏水対策を図る。
 東海北陸自動車道の4車線化工事の状況については、金沢支社が担当する暫定2車線区間の白川郷IC〜小矢部砺波JCT間は先月五箇山IC近くの真木工区(2・8キロ)で4車線化が完成。同区間の両端に位置する白川工区(10・1キロ)と城端・袴腰工区(9・5キロ)はトンネルや橋梁が多いことに加えて、工事用道路の建設や冬期の除雪作業などにより工事は長期間に及ぶとした。
 縄田社長は「4車線化は大規模災害発生時の冗長性の確保、大型車故障に伴う通行障害の回避等につながる。大規模工事区間も抱え、財源の確保を含め当社からも国への要望を強めて地域の方々と共に声を高めていきたい」と述べた。
 森島支社長は「大雪が予想される場合には大規模な車両滞留の徹底的な排除を前提に予防的通行止めを実施するが、除雪作業などの情報をきめ細かく伝えたい」と述べ、ドライバーには大雪時には可能な限りの外出自粛を呼び掛けた。

hokuriku