志木市は市民会館・体育館を集約する新複合施設整備に向けて、ECI方式の技術協力業務をプロポーザルで選定する準備を加速させる。9月補正で編成した業務委託費を執行するため、月内をめどに事業者選定を推進する第1回評価委員会を開く方向で調整中だ。そこで募集要項などを詰めた上で、順調ならば年度内にも事業者選定を開始する予定となっている。
新複合施設は設計段階から建設事業者が関与するECI方式で進める方向。まず設計技術協力業務という形で事業者を選定して、策定済みの実施設計を見直す業務を実施した後、工事費やスケジュールなどを調整。工事が実施可能だと市・事業者間で合意が図れれば、設計技術協力業務事業者とそのまま工事契約を締結する流れとなる。
設計技術協力業務委託費3300万円を含む9月補正予算が可決したことで、正式に事業者選定が始動した格好。まずは評価委員会を開催して事業者選定条件を整える。
おおむねのスケジュール感は、2026年度内に事業者選定と設計の見直しまでを終えて、27年度にも着工するイメージを持つ。最終的な施設完成時期は再設計段階で精査していく。
当初計画での新複合施設の施設規模はRC造一部S造地下1階地上3階建て、延べ床面積1万2671uとなっていた。建設地には、過去に市民会館が立地していた本町1−11−5の敷地7272uを充てる。
実施設計を石本建築事務所(千代田区、電話03−3221−8926)が担当。ECIによる事業者選定支援業務は日建設計コンストラクション・マネジメント(文京区)が手掛けている。
提供:埼玉建設新聞