泉崎村は、JR泉崎駅周辺整備事業の複合拠点整備で、官民連携を視野に入れた事業化の可能性を探っている。11月21日に国土交通省の「官民連携事業の推進のための地方ブロックプラットフォーム」のサウンディング(官民対話)に参加する。事業手法としてPFI導入かDBO方式を想定しつつ、他の提案も受け付ける。
駅周辺整備事業は東西自由通路の整備に合わせ、駅東口周辺に東口広場等のインフラを整備し、子育て世帯向け施設や公共サービス施設を集約。定住を促し、村の生活中心地区の形成を目指す。
事業区域は泉崎字東地内の約6ha。東西自由通路、東口広場のほかに整備を予定しているのは@東口道路A東口駐車場B東口駅前公園C西口広場D西口トイレ・駅舎改修E天王台プロムナードF村道桎内・如信沢線拡幅G調整池H複合施設。
うち東西自由通路の整備はJR東日本に施行委託する。8月に同社と基本協定を締結し、JR東日本建築設計が詳細設計を担当している。2027年度の着工、29年度の供用開始を予定。
複合施設は駅東口の拠点となる施設で、全天候型遊技施設を核にカフェや飲食店等を併設する。施設の整備・運営には民間のノウハウを生かす。事業費に内閣府の「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第2世代交付金)」を活用する考え。施設整備に係る基本計画策定業務は今月中に外部委託する。東西自由通路の供用開始に合わせ、29年度に着工する見通し。
施設のコンセプトは「若者や女性に選ばれる地方・村(楽しい地方・村)」「子育て世代の満足度向上へ」「大人も子どもも楽しめる空間の創出(ワークライフバランス・ウェルビーイング)」。
また、村道桎内・如信沢線では複合施設の整備により交通量増加が見込まれるため、現道を拡幅する。同線は駅東口から村役場北側を経て中島村役場方面へ至る。県道泉崎石川線の交差部から北平山新田原地内周辺までの約1.1kmは狭あい区間で、車のすれ違いが困難となっており、この区間を拡幅する。
駅東口の北側にある住宅地の天王台ニュータウンからアクセス可能な歩道「天王台プロムナード」約100mも新設する。その他の施設整備は官民対話を踏まえて具体化を図る。
(提供:福島建設工業新聞社)