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北陸工業新聞社
2025/11/11

【石川】年度末の策定へ基本計画進む/小松市民病院本館建て替え/検討委で骨子案

 小松市向本折町地内にある小松市民病院の本館建て替えについて、建設基本計画が進んでいる。6日に開かれた検討委員会(委員長・村井裕小松市医師会会長)で骨子案が示され、急性期医療拠点の機能を果たすとともに、他の医療機関との連携や再編、集約化を図る必要性を挙げた。今年度末の策定を目指す同基本計画の支援業務は、日本経営(大阪府豊中市)が担当する。
 計画によると、新たな本館の整備面積は最大1万7550平方メートル、建設工事費は概算で最大180億円程度と試算している。急性期医療を充実させていくため、新病院では高度治療室(HCU)を現行の12床から16床へ増床。新病院の病床数は180〜195床に設定し、2028年度の着工、31年度末の完成を見込む。
 建設場所は既存の南館の東側に隣接する駐車場部分を予定する。災害拠点病院としての役割や企業、公立小松大学末広キャンパスとのウェルネスエリアにおける産学官連携の在り方なども検討していく。
 工事の手順は新本館を建設し、既存の南館(4階建て延べ6453・98平方メートル)と南加賀救急医療センター棟(2階建て延べ827・81平方メートル)の改修を実施。新本館運用開始後に既存本館を解体し、跡地で駐車場や外構を整備する。
 既存病院の規模は、SRC造8階(地下1階)建て延べ3万1219・07平方メートル。このうち、本館(延べ2万3810・53平方メートル)は1988(昭和63)年に建設され、築後35年超が経過している。その間に南館や南加賀救急医療センターを増築したほか、定期的に設備等の改修などを行っているが、老朽化が進んでおり、修繕には多額の費用が見込まれる。
 このような状況を踏まえ、南加賀地域の中核病院として持続可能かつ高度な地域医療の提供体制を構築するため、本館を建て替えるとともに、既存施設の改修を行うことにした。

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