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北陸工業新聞社
2025/11/12

【福井】道路啓開スピーディに/県と越前市総合防災訓練行う/100機関1000人が参加

 福井県の2025年度の総合防災訓練が8日、越前市の丹南総合公園をメイン会場に行われた。約100機関の計1000人が参加。地域住民約1800人も参加した。
 このうち道路啓開訓練は、県危機管理課の構えで、丹南建設開発機構(たけふ未来有限責任事業組合)が実動部隊として協力した。作業は、山本達雄会長と、山田秀毅専務理事が陣頭指揮。大型のホイルローダーとタイヤショベルの2台が出動した。重量2トンの土のう4つを、迅速かつ正確に所定の場所に移すなど、スピーディに作業を進めた。想定は、土砂災害などで道路がふさがってしまった。そこで同機構が、県と交わす災害協定に基づき、現場に直行。人命に関わる緊急車両を一刻も早く通すことをミッションとしている。
 閉会式では、杉本達治知事が挨拶。関係機関・団体が連携を密にし、真剣で実践的な訓練になったと講評。その上で「想定外は、いつでも、どこでも、何度でも起こり得る。自宅や地域でも小さな訓練を。まずは避難場所の確認から」などと促した。山田賢一越前市長らも訓練を通し、安全安心を広げていく重要性を強調して挨拶した。

県建築工業会も出展

 福井県建築工業会の南越支部(会員10社)もブース出展し、被災建築物の応急危険度判定の意義や役割を紹介した。
 大地震により被災した建築物を、有資格者が現地において調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や、外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することで、被災後の人命にかかわる二次的災害の防止を目的としている。フローも示し、木造や鉄骨造など、構造種別ごとに所定の判定調査表を作成する。調査項目について、安全度の高い順にA、B、Cの3ランクで判定。判定結果を、ステッカーで提示する。

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