電子計測器の製造・販売を展開する小野測器(横浜市西区みなとみらい3ノ3ノ3)は、技術開発・エンジニアリングに関する新たな拠点として「中部リンケージコモンズ(CLC)」を整備する。建設費総額23億円を投じ、12月の地鎮祭を経て着工する予定。
工事では、実験棟と本館の2棟を新築する。規模は実験棟が鉄骨造および鉄筋コンクリート造平屋一部2階建て延べ865平方b、本館が鉄骨造2階建て延べ496平方b。完成後は、次世代モビリティーなどモデルベース開発に対応した試験や、自動車メーカー、サプライヤーなどからの騒音・振動評価などを実施する。東京大学と共同で進めている「電気自動車の振動計測制御に関する社会連携講座」で得た、高度な制御技術を実装した自動車用試験設備を導入する。
建設地は豊田市緑ケ丘地内の敷地約4500平方b。同社の拠点としては、横浜テクニカルセンター(横浜市)、宇都宮テクニカル&プロダクトセンター(宇都宮市)に次ぐ3カ所目となる。
実験棟の設計は渡辺建築事務所(東京都豊島区)、施工は丸彦渡辺建設(札幌市豊平区)。本館の設計・施工は三協フロンテア(千葉県柏市)が担当。完成は2027年4月を予定しており、同年9月の稼働を目指す。稼働後は共創パートナーを募集。産学連携や異業種を含む企業・団体との共同開発を視野に地域との連携を図る。
提供:建通新聞社