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建設経済新聞社
2025/11/13

【京都】JR東海系の複合ビル計画地南側 南区東九条の岩本市営住宅を廃止 京都駅南東側の約3006u

 京都市は、老朽化に伴い、南区東九条の岩本市営住宅を廃止した。
 岩本市営住宅は、昭和57年度築の高層耐火構造の市営住宅。京都駅から南東側に位置し、河原町通と八条通が交差する河原町八条交差点の南西角に位置する。所在地は南区東九条西岩本町17−1で、敷地は南北に長い形状で面積は3006・14u。
 市は、市営住宅ストック総合活用指針の方針に基づき、岩本市営住宅を廃止するにあたり、関連する条例改正案を9月市会に提出、10月30日に可決した。その後、11月11日付で廃止した。
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 岩本市営住宅の土地については、京都市の「売却も含めた活用方法の検討を進める市有地」(令和7年11月7日時点)として盛り込まれている。
 用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率600%及び400%)で、高さ規制は31m第1種高度地区、第6種高度地区、25m高度地区。資産の現状等は「土壌調査実施済」。所管は都市計画局。
 岩本市営住宅の土地の八条通を挟んで北側では、京都市による「崇仁地域における市有地の一部(崇仁市営住宅8棟跡地)の活用」で事業者に選ばれたジェイアール東海関西開発梶i京都市南区)を代表事業者、日本電気硝子梶i滋賀県大津市)、東海旅客鉄道梶iJR東海。愛知県名古屋市中村区)を共同申込者とする計3者から成る事業者により、都市計画提案制度を活用した地上8階建、高さ約45mの複合ビルが計画されている《写真=複合ビル予定地から岩本市営住宅(中央奥)を望む》。
 計画地は下京区西之町36−7、161−1、161−3、161−5、284−1、285、289の敷地3256・9u。
 「(仮称)京都駅東部複合型拠点整備PJ」によると、JR東海グループによる商業開発と滋賀県大津市に本社を置く日本電気硝子の本社機能移転を計画。複合ビルの1階はスーパーマーケット、オフィス、カフェ、多目的スペース等、2階〜4階は大学、地元企業やグローバルに広がる共創の場としてホールや各種会議室を設置し、MICE・学会・セミナー・パーティー・展示会等の様々な用途で活用。5〜8階はオフィス。