徳島市は、一般廃棄物中間処理施設整備事業に係るPFI導入可能性調査を含む環境影響評価等業務の委託先を、公募型プロポーザルで選定する。11月26日までに参加表明書、12月24日までに企画提案書を受け付ける。2026年1月16日ごろプレゼンテーションとヒアリングを行い、同19日ごろ審査結果を通知する。提案上限額は税込み2億4940万7400円。
参加資格は、15年度以降に国、地方公共団体、地方公共団体の組合のいずれかで日量100d以上かつ発電設備のある熱回収施設の、環境影響評価方法手続きから評価書手続きまでの元請け完了実績。他に熱回収施設とリサイクルセンターの基本設計策定、熱回収施設のPFI導入可能性調査の元請け実績など。
業務は債務負担行為で4カ年事業。履行期間は29年3月30日まで。委託内容は環境影響評価(方法書作成以降)、施設整備基本設計策定、費用対効果分析、PFI等導入可能性調査、都市計画決定手続き支援。契約締結は26年1月下旬から2月中旬を予定している。
事業概要は、熱回収施設(焼却施設)がストーカ式で日量282d(94d炉×3炉)。処理対象は徳島市と北島町の可燃ごみ、リサイクルセンターからの可燃残さ、し尿処理施設の脱水汚泥、災害廃棄物を予定。リサイクルセンターが処理ラインを設け、能力は日量61d。ストックヤードは日量0・2d。不燃ごみ、粗大ごみ、缶・びん、ペットボトル、プラスチック類、有害ごみ(乾電池など)を処理する。他に事務室といった管理機能、環境学習機能、駐車場、計量棟、洗車場、車庫棟なども設ける。
建設地は東沖洲1ノ14ノ1の一部、徳島市の北部浄化センター敷地内。34年度の施設稼働を想定している。
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建通新聞社