北川村は保育園、小学校、中学校の一体化施設整備を検討している。対象は、みどり保育園(野友甲1522ノ1)、北川小学校(野友甲1545)、北川中学校(野友甲1548)。小中学校は同じ敷地内にあり、保育園を同敷地内に移設する計画。現在、小中学校耐力度調査を艸建築工房(高知市)が行っており、履行期間2026年2月20日まででまとめる。調査結果を基に建て替えや改修などの方針を決め基本計画を策定する。
それぞれの建物の規模は次の通り。保育園が鉄筋コンクリ−ト造2階建て延べ568平方b。小学校が鉄筋コンクリート造一部鉄骨造2階建て延べ1471平方b。中学校の北校舎が鉄筋コンクリート造2階建て延べ588平方b、南校舎が同造一部木造2階建て延べ923平方b。その他、小中学校共用建物で特別校舎が鉄骨造平屋458平方b、体育館が鉄骨造2階建て延べ1050平方b、調理場が鉄筋コンクリート造平屋97平方b。小中学校の校舎など主な建物が建築から60年以上経っていることから建て替えや改修を行う。
同村はこれまでにも小学校一日体験などソフト面で一体化を図ってきた。保育園と小学校の接続をよりスムーズに行うため一体化施設として整備する。また、児童生徒数が減少していることから、小中学校には空き教室もあるが増築は今のところ予定していない。
提供:
建通新聞社