大河津分水改修促進期成同盟会の中原八一会長(新潟市長)、信濃川改修期成同盟会の磯田達伸会長(長岡市長)、信濃川・中ノ口川治水事業促進期成同盟会の滝沢亮会長(三条市長)はこのほど、国土交通省に佐々木紀国土交通副大臣を訪ね、大河津分水路改修事業の推進をはじめとする2025年度補正予算編成に関する要望書を手渡した。
主な要望書によると、「安全で安心で活力ある地域づくり」を目指し、▽第1次国土強靱化中期計画に基づき、防災・減災、国土強靱化の取り組みのさらなる加速化・深化に向け、例年以上の規模での25年度補正予算の必要かつ十分な確保▽流域治水として河川管理者および市町村等が取り組む各種対策に係る予算の増額および計画的な配分▽国内投資の拡大および生産性向上につながる安定的・持続的な公共投資の予算増額▽物価高騰に伴う資材価格上昇に対する必要十分な予算確保▽災害時の地域の守り手となる建設産業を持続可能な産業とするため、必要な事業量確保―に加えて、TEC−FORCE(緊急災害対策派遣隊)の体制・機能の強化および北陸地方整備局や研究機関などの体制・機能の強化を求めた。
要望内容をみると、大河津分水改修促進期成同盟会は計画規模洪水の発生にも対応できる洪水処理能力を確保するため大河津分水路改修事業に伴い発生する掘削土砂の地域活性化に資する有効活用を、信濃川改修期成同盟会は信濃川水系緊急治水対策プロジェクトならびに信濃川水系流域治水プロジェクト2・0の推進、多様な河川空間の利活用の推進、県管理区間を含む上下流一体となった洪水対策の推進を、信濃川・中ノ口川治水事業促進期成同盟会は信濃川の流下能力向上の推進(河道掘削、もぐり橋解消)、刈谷田川合流点上流部の築堤(西野地区築堤)、中ノ口川堤防および護岸工事、新潟海岸(金衛町工区)の侵食対策を要望した。