焼津水産振興センター(焼津市八楠4ノ13ノ7)は、「焼津さかなセンター」の移転リニューアルに向け具体的な検討に着手する。移転先は、焼津漁港内を候補地に挙げ、資金調達を含めた施設整備を共同で進める「事業パートナー企業」を募集する。
移転先候補地は、同社が焼津市から用地の一部を借り受ける。事業方式は、同社と事業パートナー企業が事業用定期建物賃貸借契約を締結し、同社が施設を借用し、テナントに必要な床を転貸することとなる。同社は、中間組織としてテナントの取りまとめ、管理などを行う。
事業パートナー企業には、商業施設の整備や維持管理・運営などに関する専門的な知識、技術と経験を求める。
事業パートナー企業は、自らの費用で移転先候補地(事業対象地、鰯ケ島136ノ27他)に施設を設計・施工する。同社は事業コンセプトに沿った施設整備を想定しているが、詳細は事業パートナー企業の提案を基に協議し決定する。
11月18日まで説明とヒアリング期間を設け、11月19日から12月22日まで参加表明書を受け付ける。事業パートナー企業の決定・契約締結は2026年1月下旬。
11月18日まで▽事業対象地の概要▽応募資格▽スケジュール▽規模―などを説明。12月22日までに参加表明書の他、応募企業の実績、提案書(パートナー企業としての取り組み内容、進め方、事業スケジュール)の提出を求める。
「焼津さかなセンター」は1985年に開業。水産振興・魚食普及などに努めるとともに、主要な観光施設として焼津市を代表する広告塔としての役割も果たしている。
しかし、施設の老朽化、空き店舗の増加の他、同社では「団体バス旅行形態、来場者意識、買い物客の購買意識―など、さまざまな変化への対応が急務」と分析。状況変化に対応するため、抜本的にリニューアルし、「新焼津さかなセンター」を全国に発信し、観光客だけでなく、市民も常に訪れたくなる魅力ある施設にしていく方針。
現在地から焼津漁港内に移転し、海や漁港に近接した「焼津イコールさかな」のイメージを一層向上させた施設にしていく予定。
(提供:褐囃ハ新聞社)