「越谷サンシティのあり方に関する審議会」が大詰めを迎えている。5回目となる同施設の再整備に向けた審議会において、2000席規模のホール(劇場)をメイン機能として、現況ホールを建て替える方針を採択した。
同施設の再開発を巡っては、計画当初はホール棟と商業施設棟の2棟を建て替えとしていた。しかし市が財政負担などを理由に「商業棟は建て替えを行い、ホール棟は大規模改修」と表明。これに対して、議会側から再度の検討を求める請願が挙がり、審議会が設置された。市民懇談会を経て、25年3月28日に1回目の審議会を開催。施設の方針について審議、答申を行ってきた。
12日に行われた今回の審議会では▽ホールとアリーナの比較評価▽メイン機能の選定▽コンセプト、施設整備・機能、事業手法――を議題として取り扱った。
今後の動きとして、26年1月中旬に6回審議会を開催し、方針(素案)の叩き台を作成する。26年3月末までに審議結果を市長に答申。市はその内容を基に方針案を策定し、26年6月議会に議案を提出する計画だ。
26年6月議会で議決されれば、越谷サンシティの再整備に向けた方針が正式に決定し、事業着手となる。その際の想定事業スケジュールは、26〜27年度にかけて事業者の公募と選定を行い、28〜29年度に設計と全施設の解体、29〜32年度にわたって新築工事としている。この場合のホール休館期間は4年程度を見積もる。
越谷サンシティ(南越谷1−2876−1ほか)は主にサンシティホール(越谷コミュニティセンター)と商業施設棟から構成され、現況の大ホールは収容規模1675席を有する。総延べ床面積5万7413uの規模で、竣工は1979年。
越谷サンシティの再整備については、南越谷・新越谷駅周辺地域の新たな「にぎわい」づくりを目的として、駅周辺エリアの都市基盤整備と併せて検討が行われてきた。
提供:埼玉建設新聞